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【大相撲】初土俵からの連続出場記録ランキング、玉鷲は新記録なるか?

2022 9/20 11:00SPAIA編集部
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玉鷲が歴代単独3位の初土俵以来1457回連続出場

大相撲秋場所9日目で東前頭3枚目の玉鷲が明生を寄り倒しで破り、勝ち越しを決めた。関取最年長の37歳にして、2019年1月場所以来2度目の優勝を狙える位置におり、初土俵からの通算連続出場を歴代単独3位となる1457回に伸ばした。

ここまで来ると優勝争いもさることながら、連続出場記録更新なるかに注目が集まる。秋場所9日目終了時点のランキングは以下の通りだ。

1位 青葉城 1630回
2位 富士櫻 1543回
3位 玉鷲 1457回
4位 貴闘力 1456回
5位 高見山 1425回
6位 大竜川 1367回
7位 寺尾 1359回
8位 豊ノ海 1316回
9位 飛騨乃花 1297回
10位 蜂矢 1263回

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順調なら2024年9月場所で青葉城超え

歴代1位の青葉城は1970年代から80年代に活躍。1964年3月場所で初土俵を踏み、1975年1月場所で新入幕を果たすと同年7月場所では、12勝3敗の好成績で敢闘賞を受賞した。翌9月場所では新三役となる小結に昇進したが6勝9敗と負け越し、その後は一時、十両まで陥落。そこから奮起して1983年7月場所で自身最高位となる西関脇に昇進した。

この時、34歳8カ月。三役陥落から復帰まで史上最長ブランクとなる47場所ぶりのカムバックだった。37歳8カ月だった1986年7月場所で引退。デビューから約22年間、一度も休場することなく、通算789勝841敗の成績を残した。

歴代2位の富士櫻は1963年3月場所で初土俵を踏み、1971年9月場所で新入幕。ともに押し相撲の麒麟児との激しい突っ張り合いは人気を博し、西関脇まで昇進した。デビューから皆勤を続けていたが、1984年1月場所で初めて休場。西十両9枚目だった1985年3月場所で3勝12敗と負け越し、37歳で引退した。

当然ながら、上位にランキングされる2人はいずれも頑丈で息の長い活躍をした名力士だ。玉鷲は今場所を無事に乗り越えれば1463回まで記録が伸び、その後も順調なら来年9月場所で富士櫻を抜いて2位に浮上。2024年9月場所で青葉城を上回って単独トップに踊り出る可能性がある。2年後にどんな状況になっているか注目だ。

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