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高校野球秋季中国大会結果と2023年センバツ出場校予想

2022 11/8 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場,ⒸSPAIA
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広陵が2年連続センバツ確実

2023年の第95回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。中国大会は11月6日に決勝が行われ、広陵(広島1位)が13-0で光(山口3位)を下して2年連続13回目の優勝を果たした。

2023年センバツは95回の記念大会のため例年より4校多い36校が出場する。中国は四国と合わせて出場枠「6」のため、広陵の2年連続26回目のセンバツ出場は確実だ。

2022年高校野球秋季中国大会


決勝は広陵の大勝だった。1-0で迎えた5回、田上夏衣の本塁打や小林隼翔の二塁打など集中打で大量10得点。6、7回にも1点ずつを追加し、投げては3投手が完封リレーで11月18日開幕の明治神宮大会出場を決めた。

広陵は準々決勝の宇部鴻城戦でも11-0で5回コールド勝ち、準決勝の鳥取城北戦も8点を奪って逆転勝ちしており、「広陵のボンズ」の異名を持つ真鍋慧らが並ぶ打線は強力だ。まずは2021年は準優勝だった明治神宮大会での頂点、さらに2003年以来となるセンバツ優勝を狙う。

光も初のセンバツ濃厚

準優勝の光は決勝の大敗はマイナス材料だが、接戦を制した準決勝までの勝ち上がりと久々の甲子園となる話題性から考えても、初めてのセンバツは当確だろう。山口県光市にある県立校で、1993年、1994年に2年連続で夏の甲子園に出場している(いずれも初戦敗退)。下関国際が夏の甲子園で準優勝して盛り上がる山口県勢として甲子園初勝利を目指す。

2023年センバツは中国2校・四国3校・両地区から1校の計6校。四国との比較となるが、4強入りした鳥取城北(鳥取1位)と高川学園(山口1位)が中国3校目の候補となる。

鳥取城北は益田(島根3位)、おかやま山陽(岡山1位)に快勝し、準決勝でも広陵と接戦を演じた一方、高川学園も広島新庄(広島3位)、岡山学芸館(岡山3位)を下して準決勝では光と1点差だった。ともに県大会で優勝しており難しい選考となりそうだが、地域性では山口から2校選ぶより鳥取城北に分があるかもしれない。

センバツ出場校は2023年1月27日に行われる選考委員会で一般選考32校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校の計36校が決定する。3月10日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。

2022高校野球秋季中国大会トーナメント表


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