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高校野球秋季東海大会結果と2023年センバツ出場校予想

2022 11/2 06:00SPAIA編集部
阪神甲子園球場,ⒸSPAIA
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東邦が4年ぶりセンバツ確実

2023年の第95回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東海大会は10月30日に決勝が行われ、東邦(愛知1位)が7-2で常葉大菊川(静岡1位)を下して4年ぶり12回目の優勝を果たした。

2023年センバツは95回の記念大会のため例年より4校多い36校が出場する。東海の出場枠は「3」のため、東邦の4年ぶり31回目のセンバツ出場は確実だ。

2022年高校野球秋季関東大会


決勝は東邦が終始リードを奪う快勝だった。初回に1点を先制すると、4回には3点を追加。7、8、9回にも1点ずつを加点して常葉大菊川の反撃を2点に抑え、11月18日開幕の明治神宮大会出場を決めた。

2019年センバツで優勝した時のエース石川昂弥(現中日)の弟・石川瑛貴が主将を務める新チーム。中京大中京に次ぐセンバツ通算56勝を挙げ「春の東邦」と呼ばれる名門は、あの年以来の甲子園で6度目のセンバツ優勝を目指す。

常葉大菊川も10年ぶりセンバツ濃厚

準優勝の常葉大菊川も10年ぶり5回目のセンバツは当確だろう。2022年は東海大会準優勝の聖隷クリストファーが落選して物議を醸したが、2023年は例年より1枠多い3校が選ばれるためハードルは低い。2007年にセンバツ優勝した実績を持つだけに上位進出も期待される。

3校目は4強入りした大垣日大(岐阜2位)と加藤学園(静岡3位)の争いだろう。大垣日大は初戦の愛工大名電(愛知3位)戦で2022年センバツを経験したエース山田渓太が完封勝利。準々決勝で三重大会優勝の三重を4-2で破って準決勝に進出した。

一方の加藤学園も初戦で至学館(愛知2位)にサヨナラ勝ち、準々決勝で岐阜大会優勝の中京に9-2で7回コールド勝ちしており、甲乙つけがたい。地域性では静岡から2校選ぶより岐阜の大垣日大となるが、2020年に初出場が決まりながら新型コロナ感染拡大のために中止になった加藤学園の方がフレッシュさでは上。3校目は悩ましい選考となりそうだ。

センバツ出場校は2023年1月27日に行われる選考委員会で一般選考32校、21世紀枠3校、神宮大会枠1校の計36校が決定する。3月10日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。

2022高校野球秋季関東大会トーナメント表


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