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松田瑞生が世界陸上切符に意欲、大阪国際女子マラソン30日号砲

2022 1/28 18:00SPAIA編集部
松田瑞生,Ⓒカンテレ
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Ⓒカンテレ

東京五輪補欠の悔しさ晴らしたい松田瑞生

30日に開催される第41回大阪国際女子マラソン(正午~カンテレ・フジテレビ系で全国生中継)の出場選手が28日、大阪市内で行われた記者会見で意気込みを語った。

東京五輪は代表補欠に回り、悔し涙を流した松田瑞生(ダイハツ)は「目標は優勝して、世界陸上の切符をとることです」とキッパリ。7月に米オレゴン州で行われる世界選手権に照準を定めた。

大阪で生まれ育ち、大阪薫英女学院高からダイハツと陸上人生も大阪で歩んできただけに「去年、名古屋を走ったのとMGCで東京を走ったのですが、大阪はホームであり一番好きなコースです。大阪の地で世界に羽ばたきたいという気持ちが強い」と地の利を活かしたい構え。

レース中どんなことを考えて走っているか?という質問には「今回のレースのテーマが“なにわのど根性走りで松田旋風を巻き起こす”なので、最初はそれを浮かべて走るんですけど、最後30キロ超えてからのラストスパートは、寿司が待っているので、我慢してきた寿司を目掛けて走りたい」とユーモラスに答えた。

2年連続で川内優輝がペースメーカー

また、初マラソンだった2020年名古屋ウィメンズで2時間23分の好走を見せ、昨年の名古屋ウィメンズでも松田瑞生と優勝争いを繰り広げた佐藤早也伽(積水化学)は「目標は自己ベストを出すことです」と意気込みを示した。

「今回のマラソンは後半ペースアップするというのが目標にあるので、30キロ以降自分が行けるなっていうタイミングでペースアップしていけたら」と目論む。今回は昨年に続いて2年連続で川内優輝(あいおいニッセイ同和損害保険)ら男子選手がペースメーカーとして参加し、好記録を後押しするだけに期待は高まる。

大会の模様は民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」でライブ配信を実施。あわせて「大阪国際女子マラソン【公式】YouTube チャンネル」で地上波放送開始の30分前から「増田明美のマラソン裏生実況」を展開する。

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